播州織 デザイナー育成研修性が欧州メゾンでプレゼンテーション

2017.12.26

オザワ繊維㈱で働く研修生の金田菜々希さんが、自身で企画したコレクション、オザワ繊維㈱、遠孫織布㈱、内外織物㈱や、その他織物工場や撚糸工場4社分など約100点のスワッチを、フランスのロエベ、ランバン、メゾンキツネにプレゼンテーションをするために、11月21日~24日にオザワ繊維㈱の小澤國秀社長と共に渡仏し、現地では素材を提案し今後の素材開発や販路開拓を目指しました。

今日(平成29年12月26日(火))は、金田さんと小澤社長が、プレゼンテーションを実施した報告に片山市長を訪ねて来られました。

大手メゾンへの金田さんの企画力や提案に対しては、播州織生地に対しては評価が高く、プレゼンテーションに対しては、率直な評価がなされ深く意味のある勉強の機会となりました。彼女は普段から、会社の方針もあり、織物工場、撚糸工場など現場に赴き、色々見聞きし勉強することによって机上だけではできない経験も積んでいます。

研修生としての経験や、今回の経験を生かし、彼女の思いである織物工場で作られた、作り手の思いや技術の詰まった付加価値のある播州織を、彼女の知識やデザインを力を生かしながら、これからは日本国内だけにとどまらず欧米にも広げていきたいとのことです。

 

左から、小澤社長、金田さん、片山市長